眼鏡をかけると近視が悪化するという都市伝説は本当だった!? ~眼の下のたるみと眼鏡の美容鍼灸考察~

「眼鏡をかけても視力が悪化することはないから安心だよ」

一度は聞いたことがあるかもしれない(ないかもしれない)お話ですが、今回は視力のお話です。

というのも美容領域で鍼灸をしていると当然目のお悩みも多くなるので日々論文や症例などを読み漁り勉強しているわけですが、近年「日本の子どもの近視が悪化、増加の一途をたどっている」というニュースを見る機会もあり、なんでなんだろうという疑念から調べてみると眼瞼下垂や目の下のたるみ、眉間部のシワにも関係がある話だったのでここで一旦まとめてみようかなーと思った次第なわけです。

「近年子どもの近視が悪化、増加の一途をたどっている」

このニュースを見た時に私は「あぁスマートフォンやゲーム機器、デジタル機器の普及での眼精疲労がねー」と思いました。昔から目を使いすぎると目が悪くなるとか、暗いところで読み物をすると目が悪くなるとか、いわゆるおばあちゃんの地知恵袋的なお話はあったので、そんな思考に至りました。

事実、眼精疲労が慢性化すれば、視力は低下を招き、眼瞼下垂などの症状を表します。

これは物を見る時にピントを調整する毛様体筋が疲労により正常に動くことができなくなり、物を見ることが難しくなることが原因と考えられています。視力というと感覚や神経の話のようなイメージが強いですが、結局のところ、眼周囲の筋肉が調整してくれる役割が多いので筋肉のケアや治療が大事というわけです。

しかし、色々調べてみると筋肉だけではなく、”子どもが外で遊ばなくなり紫外線を浴びなくなったから”という理由もでてきたのです。

紫外線と視力?光老化という言葉が脚光を浴びる現代において紫外線程忌み嫌われている環境因子はいないでしょう。他診療科目においても紫外線を浴びることは特殊な事例を除いて推奨されることは多くありません。むしろありません。強いて言えば、紫外線を浴びることでビタミンDが生成され、骨が強くなるよってくらいなもんです。

皮膚科領域も多く取り扱う美容鍼灸師ですので、ここは知りたいという知学者魂に火がつきました(笑)

さて、結論から言うと、今回の近視と紫外線の関係性はバイオレットライトという可視光線が影響を与えているというお話です。ブルーライトは近年目に悪いということでブルーライトカットレンズなどが席巻していますが、新たにでてきた(いや前からいたわけですが)わけです。

しかし、このバイオレットライトを浴びることで、近視の進行は抑制され、浴びなくなると近視の進行が促進されるという論文もでているのです。慶應義塾大学 医学部眼科学教室(坪田一男教授)、光生物学研究室(主任研究員:栗原俊英特任講師)の鳥居秀成特任助教らが発表した以下の論文によると、ヒヨコちゃん達にバイオレットライト(紫外線)を浴びさせた群と浴びさせなかった群を比較すると、浴びさせたヒヨコちゃん達の方が近視になりくくさせる遺伝子機能が上昇していることが示唆されたと発表されています。これは人においてもバイオレットライトを透過しないレンズや眼鏡を使っている人の方が近視になりやすくなっているというデータからも示唆されると示されています。

つまり、バイオレットライトを浴びないと、近視を抑制する機能が低下し近視になりやすいということです。

基本的に我々が使用している眼鏡やレンズはUVカットが主流です。そしてこのUVカットはこのバイオレットライトを遮断してしまいます。おまけに蛍光灯やLEDライトからはこのバイオレットライトは発せられないので外に出る機会がない現代人は慢性的なバイオレットライト不足であるということです。

散々浴びない方が良い、カットした方が良いと言われてきた紫外線ですが、このような副次的な効果もあったわけです。

当然、近視が進行するということはピントを合わせにくくなり、眼精疲労も悪化の傾向をたどります。となると眼輪筋や眼瞼挙筋、眉毛下制筋といった目周囲の表情筋も拘縮や硬結が現れてしまい、シワやたるみの原因と十分なり得ます。

美容鍼灸では筋肉や自律神経系からのアプローチ、東洋医学でも”肝”の治療を行い目に関する症状の施術を行いますが、こういった現代の環境因子も視野に入れアドバイスすことの必要性も大切なのだなーと再認識した次第です。人体はまだまだわからないことが盛りだくさんです。毎年新しいことが発見される。知識欲は付きませんね(ΦωΦ)

ちなみに、紫外線を浴びるとサーカディアンリズムも調整されるので、一概に悪とする近年の風潮は私はあまり好きではありません。サーカディアンリズムとは簡単に言うと体内時計です。この体内時計を調整してくれる器官が松果体なのですが、これも紫外線に反応してホルモンを分泌してくれます。体内時計が乱れれば、いわゆる内臓疲労や体調不良にもつながりますので、短くても外で散歩をしたり日光浴をするのはやはり必要なのかなと。

ただし、美容皮膚科領域ではシミやくすみ、ニキビの原因になるのもまた紫外線ですので、日焼け止めなどのケアは怠らないようにご注意を。何事もバランス、調和が大事です(*´ω`*)

もっと専門的に話を聞きたい、シンプルに眉間部のシワやゴルゴ線、目の下のたるみをなんとかしたいという方はお気軽にCannaへどうぞ。

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ABOUTこの記事をかいた人

井上 公佑

通称 美容鍼灸王子® 終末期医療や高齢者医療の現場で鍼灸師として活躍。年間2,500件以上の施術を担当。その過程で、仮面様顔貌など容姿が変化する難病の患者を救いたい思いから、日本における美容鍼灸のパイオニアである上田隆勇氏に師事。女性だけでなく、難病患者も美容鍼で改善に導く治療院を運営。その後の活動が評価され、最年少にて初代上田式美容鍼灸®認定講師の1人として任命を受ける。 現在は施術の傍ら専門家への美容鍼灸の指導活動や、一般向けの講演活動を行い正しい美容医療の普及活動も精力的に行っている。メディア取材実績多数。